2017年1月9日月曜日

2017.01.08ハイテクハーフマラソン



朝から冷気が強くて体が冷えきってしまう。そんなコンディションでした。
雨が降ったら大変なことになるなとふと思ったり。
寒いのは苦手でうまく走れないことが多いのと、先週辺りから風邪をひいてしまい、体調はようやく戻ってきたというか底から脱出してる感じの中のハーフマラソンでした。

ハイテクハーフマラソン。谷川真理さん主催のハーフマラソンです。
結果は1時間19分59秒(1時間19分53秒)でした。
5キロラップだと1900→1910→1845→1855→405でした。


目標はランナーとしての謙虚さをアピールする意味では対外的には1時間23分ぐらいということにしてました。
実際は風邪を引いてるからといっても最悪な体調ではないので、1時間20分台かそれ以内で帰ってこられれば良いという目標でした。

ランナーの謙虚さというかある意味自分の走力より低い目標を言うのはマナーというか習慣のようです。そういうことを書いている本がありました笑
それなので真似してます。

荒川沿いの大会なので、スタートはかなりの密集から始まります。この時期はこの密集さがすごく助けになります。
人肌が集まると本当に温かいんです笑

スタートを待っていると後ろから声をかけられました。
ウルトラプロジェクトのTシャツを着てると話しかけてくれる人が多いのは面白いです。

その方は高島平でもお会いした方で78ぐらいで高島平を完走してた気がします。

「どのくらいでいきますか?」

とやっぱり聞かれたので、83分ぐらいですという話を笑

この大会のコースはあまり面白くありません。
難関というものもなくアップダウンも脚を使ってしまうという程のものでもありません。

ただレース感というか他のランナーとある程度集団で走れるのは面白いところでした。
1つの集団とペースが合わなくなってもすぐにまた別の集団が形成されているので、競争してる感覚はものすごく走る世界に没頭しやすい大会だと思います。

そういう感覚を大切にして走れるランナーには良い大会だと思います。

大会を走るときは大体ギリギリのラインを探りながら走るのですが、今回はそれに冷静さというかコントロールしようとする気持ちが強く出ていた走りになりました。

先週は風邪で走るとき喘息か肺炎にかかっているのではないかというぐらい呼吸が困難な状況でしたので、スピードが怖いというか不安でした。

今の私の場合ハーフマラソンのギリギリのラインは大体5キロあたり18分台で推移します。
それを4回繰り返していくという戦略になります。

ただそこに体調を加味して増減していくのが必要になるのですが、いつもは攻めの姿勢が強いのですが、今回は守りの姿勢が強く出ていました。
これはフルマラソンを走るとき良い感情になると思います。

入りは19分00秒。
やはり体調が優れない感じです。
大体ハーフを走ることをイメージして5キロまで時計を見ないで走った時間が最後までイーブンで押し通せる時間だという認識を持ってます。

最近は18分45秒ぐらいで入るので、今日は少し体調が悪いので19分台を4本できれば上出来な体調だと、このとき判断しました。

このとき5キロの給水は失敗。つぎは、13キロ地点です。それまで水を飲めないのかと思ったりしてましたが、冬なので大丈夫だろうとかランナーは水分の貯蔵量が多いので問題ないとか、昔はハーフは無給水で走ってたから問題ないなとか考えながら走ってました。

失敗した理由は明確で給水の台が他の大会に比べて短いことと5~6位くらいの女性のランナーにタイミング悪く背中を押されたことなどでした。
背中を押さえて押すのは良くないですよと思うところもありますが、そんな柔な鍛え方をしてないから微動だにしないよ。むしろ押すことで逆に押した人が思わぬ壁の強固さにバランスを崩してしまえと思ったりして笑

5~10キロは試供品のジェルをとりました。たぶんそこで少しもたついて19分10秒になったような気がします。
この区間で女子のトップとすれ違いました。3分35秒で押してたようですが、すれ違ったときは落ちそうになっていたので、たぶん今のペースを維持していけば追い付けるだろうという判断でした。
結局は1キロぐらい離れてたのでギリギリ追い付けませんでした。

こういうのを考えるとハーフは記録を出すときは最初からしっかり入る必要があるのが改めてわかりました。

前半は楽に進みました。
後半はどうなるのか?

私の走るタイプとしては中間の傾向が強いです。
スピードもスタミナも中途半端。ただ最初から最後までとか、どの大会でも比較的同じタイムで走れる安定感は強みだと思います。
明らかな強風は除きます笑

上流コース。後半は走りやすいです。
18分45秒→18分55秒→4分05秒と推移しました。
結局最初から最後まで3分47秒/キロでうまく押し通せたのは良かったです。
風邪気味なので後半必ず落ちると予想してたので、スタミナは意外に残ってるんだという印象です。

後半はゲーム感覚的に楽しめました。女子の2~4位のデッドヒートに加わったり1つずつ順位をあげながら、勝手に勝負をしかけていって、負けてないなと想像したり、楽しかったです。

ゴール直前にウルトラプロジェクトのランナーに抜かれました。
お会いしたのは初めてのような気がしますが、

「加藤さん強いですね!あともう少し頑張ってください」

というお声がけを。
あとで本人に聞いてみたところ今リハビリ中で練習会に参加してないんだそうです。
ハーフだと75分くらいで走れる人なのでしょうか。詳しく聞くのを忘れました。

ただその方はずっと私の後ろについていたようで、

「安定感がすごいですね。走りにブレがない。足運びがすごく良かったですよ。」

と言われたので、褒められると嬉しいものです。

将門のときもフィニッシュしたあとウルトラプロジェクトの練習会に参加したことのあるランナーさんにお声かけして頂きました。

あのときも
「ペースと安定感すごいですね。後ろにつかせていただきました。ラストなんとか抜けたので危なかったです。」

ということを言われました。
誉められてるのかどうかわからないのですが、ハーフのタイムをもっていたランナーさんは思ったよりも、ウルトラプロジェクトの練習会に参加してたのかも知れません。

それとウルトラってだけで長い距離を走るのをメインにしてるととらわれていて、ハーフぐらいだとそれほどでもないと思われてるようだったら、ウェア着てたくさんハーフ出て、短いのも長いのも速いアピールをひっそりとするのも面白そうです。

こなくなったのには理由があるのでしょうけど、ハーフを80切って走れるランナーさんも練習会に参加して頂けると、もっと楽しくなる気がしました。

改めて認知度はかなり高いランニングクラブです。

そろそろ勝田です。
ハーフは今の調子だと1900ぐらいが実力だと思います。
フルは?
となったときハーフに対して何秒プラスできるかを予測しながらコントロールしていきたいと思います。

根拠のない偶然のベストより根拠のある失敗のほうがより経験になると言ってた人がいたような... 。

キロあたり10秒違うだけでハーフでも辛いという話を言ってる人もいたので、プラス30~50秒で押しきってみようかと思います。
体調によって、そのときの気持ちによって増減しながら。

最大目標はキロ4で100キロ。6時間40分です。その過程でフルもハーフも10キロもベストが出ていく。そんな流れで今年も頑張りたいと思います。

補足ですけど、中距離専門のランナーとお話できる機会がありました。800m1分55秒くらいのランナーです。
200mのインターバルだと26秒で走れるようです。
ハーフの距離は慣れてないようなのですが、これからは5000mや10000mからアプローチして、ハーフや恐らくフルのタイムを縮めていくとのことでした。

私とは対照的なアプローチですが、逆のアプローチだとフルを走るときどんな気持ちなのかとかいろいろ聞けるようになると良いと思いました。

※正月にビデオ三昧でした。
ゲームオブスローンというドラマとウォーキングデッドというドラマを観ました。そのなかで共通の印象的でマラソン大会中に思い出したい台詞を。

「すべきことをするだけ。どんなに嫌なことでも。」ゲームオブスローンより。

「すべきことに集中して、何が起きても対処するの」
ウォーキングデッドより。