2016年4月4日月曜日

佐倉朝日健康マラソン2016.03

一番確信のある、それでいて一番不安要素のある精神状態。
それが佐倉朝日健康マラソンだった。

この1ヶ月、正確には3週間の練習は過去最高に良かった。
不安要素は12月、1月と故障で走れなくて、2月のいわきサンシャインマラソンを走ってから調子が上がってきたことだ。
練習の積める期間としてはどうなんだろう?という気持ちがあった。

それでも走る前からベストは出せるだろうなぁという漠然とした精神状態だった。
自信と冷静さがごちゃ混ぜになっている状態。
こういう時はしっかりとマラソンを走れる。

結果は2時間50分36秒(2:50'31")。
僅か15秒程度だけど自己ベストだった。

走る前は5キロで19分台を4本出さないと50は切れないと思っていた。
走り始めると20分台で良いかなぁと、後で挽回するから今はこのままでいいやとかそんなことをよく考えていた。
この気持ちの持ちようが冷静さが悪く出てしまった所なんだと後で振り替えって思った。
メンタルブロック。
それに尽きる。

もっとひたむきに走ることに没頭しないといけない。
19分30秒で走れたときすごく楽だなぁと感じてたのにも関わらず、もう少し落としても問題ないなんて考えてしまった。

19分台が出たら行けるとこまで行ってみよう、大丈夫、大丈夫。俺は、大丈夫と言い聞かせることができなかった。

ハーフ過ぎてからよし、行くぞ!
そういう気持ちになった。
19分台も軽く出せたんだけど、25キロ地点でゼリーを取ったことで何だか怖くなってしまった。
未だにゼリーのせいかどうかわからないけど、兎に角突然このペースで残り走るのは怖いもと思ってしまった。

それからはズルズル。
ただ今回の佐倉で良かったのは、35キロ地点からあるキッカケがあって発想の転換ができたことだ。
こういうことなんだと思った。
結局単純なことなんだけど、なかなか難しい。
自分を信じられるかどうか、信じているかどうか。
それに尽尽きた。

自分を信じるのは練習の量とか質とか、そういうのもあるけど、如何に練習のときに発想の転換を繰り返せるかが問題になるんだなぁと。
体と心は繋がってるようで繋がっていない。佐倉で分かったのは、そういうことだった。
忘れていた自分を見つけることだったり、新しい自分を見つけることだったり、それがマラソンの醍醐味なのかも知れないな。

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