2016年2月10日水曜日

練習メニューって思考停止なんじゃないの?からみるマラソン練習に思う。

疲労抜きジョグというのが流行った時期があった。基本はジョグで週に1日ないし2日はポイント練習にあてる。
もしくは2日ジョグで1日ポイント練習にあてる。そういう練習が絶対だと思ってた時期があった。

ポイント練習では如何に自分を追い込めるか?
それに拘ってた時期があった。
如何にも日本人らしい発想だ。
精神論、根性論的な感じ。
勤勉な性質の日本人にはとてもしっくりとくる。

ポイント練習でも基本はインターバル。1000m×7本とかになる。
もう一日はロング走にあてるパターンが多い。
というかそれしかない。

サブ3狙うなら4'15"/km で30km 走を毎週やるのが義務になってくる。
と勘違いしてしまう。

実際はもっと複雑だったりする。

ロングをやる意味は有酸素能力を上げるためにある。そのペースはレースペースではないと断言できる。

テーパリングもそうで、レース当週はレースペースで走ってたりする。

それじゃ足りないんだよね。どういうわけか。

そこで基本は何なんだろうか?
とふと考えてみた。
どんなランナーでも目標はある。
そこでフォーカスされてしまうのが、追い込み度だったり、心拍数が170以上必要だっていう所にいってしまう。
要は練習内容にフォーカスされ過ぎてしまっているってことだ。
それが1つの落とし穴になってる気がする。

だから疲労した脚でさらに疲労させるという練習に熱心に取り組み、故障してまた一からスタートということはしばしば。

練習の原点って何なんだろうか?
体をレベルアップさせることだとすると、練習で体に負荷をかけたことが身体能力のアップに繋がるのか?
そういう疑問は誰も持たない。

本来は体に負荷をかけたら、体にはダメージが蓄積される。5'30"/km のペースで30分走るだけでも、サッカーの一地試合よりも負荷が高いことは誰も知らい。

体に負荷をかけたら、それを修復して初めて身体能力はアップする。

そういうことを考えて週単位で、月単位で流れを作らないといつまでたっても同じ記録の繰り返し。

そうなるんだなぁとふと感じた。
調子が良くなればなるほど、どんどん走り込みたくなる自分がなかなか抑えられないんだよなぁ。落ち着け、落ち着け、おれ。

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