2016年1月2日土曜日

元旦多摩川10k

受付は下丸子からジョグで8分程度のところにあった。

元旦ならではの青天。

遠くに小さいながらも富士山が望める。

スタートまで1時間30分ぐらいあるので、ジョグして体を温めることにした。

大会では距離に関わらず、アップはあまりしない。

少しずつ考え方も変わり、故障気味なところもあったので、ゆっくり体に馴染ませるようにジョグを始めた。

コース上をジョグしてみたら、ロードの部分が全くない。

スタートから1500m地点で折り返し、1周6k 程度、だいたい2周することで10kが終わるコースになる。

故障気味なので、シューズも分厚いジョギングシューズ。

脚の痛みを気にしながら、出来るだけ痛くならないギリギリのスピードを作り出してみる。

思ってたより、走れそうだという感覚。

砂利道がメインの10kになるので、怪我をしないで、心肺だけをなんとか追い込みたい。

そういうレースプランだった。

思ったよりも走れたけど、今回の一番良かったところは後半だ。

私の考えは、結局どの距離でも最初に抑えて入ると、結局うまくいかないということ。

どんな距離でも後半は必ずキツくなる。

それなら最初からしっかりと入ることが必要になる。

後半の走りは重要になる。

タイムを気にすると諦めてしまうことがよくある。

後半はタイムを忘れることが肝心になる。

タイムを気にせず、タイムに挑戦するにはどうするか?

それが課題になる。

ヒントは初マラソンにあった。

キツくなってから、前を追いかける気持ちを持ち続けるというのが必要になる。

だから今回は6k辺りからかなりキツくなったけど、時計を見るな!と自分に言い聞かせて、前だけ追うことに集中した。

タイムは38分39秒。

砂利道ばかりということと、故障気味ということ、シューズは分厚いジョギングシューズということを考えると上出来すぎる。

キツくなってきてから、前だけを追うことに集中すると、どうすれば少しでも速く走れるか、

筋力がなくなってきてる段階でどれだけ速く走れるようにするかを考え出してくる。

これがストレスをかけることでよりパワーアップする原理だと思う。


こういう苦しいときに考え続けることが、脳を活性化させて、経験値として残る。

科学的証拠もある。

だから10kマラソンは定期的に走らないといけないと思えた。

今回はその経験値を上げれたので、良い走りだったと思う。

因みに、故障気味なのにそのタイムはすごいとか、砂利道なのに速いって言われたけど、その分厚いジョギングシューズで10k 走ったの?と驚かれることがなかったことが不満だ(笑)

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