2016年12月31日土曜日

2014古河はなももフルマラソン

【2014.03.16のレース】

久しぶりのアップです。仕事が忙しくて、面倒 くさくなってましたw その間もそこそこ走ってました。でも、仕事と 比例してなかなか走れなくなるのは、市民ラン ナーの辛いところ。

さて、古河はなももフルの部に参戦してきまし た。都心から60~90分で着くこともあり、第2 回の開催ですが人気の大会。 フラットコースはあまり走ったことがないの で、急遽エントリーしてみました。

「ふるかわ」だとずっと思っていたのですが、 じつは「こが」。危うく乗り過ごすところでし たw

会場まで駅から20分近くありますが、シャトル バスの充実さなど運営はすでに完成されている 感じで、ストレスなく会場に到着。 受け付けもスムーズでした。

この日を境に、春らしく気温も上昇。お昼には 18℃になりました。

さて、肝心のレースです。

激闘でした。 タイムはネットで、3:03'12"。目標のサブ3に またもや届かず。一言で悔しい。

スタートは10mぐらいの道幅。約1万人がぎっ しりと詰まります。 気分も高揚と抑制が混ざりあっている状態。 目標は、ネガティブスピリットで2時間55分で す。

ラップタイムは...

01~05→22'39" 入りの目標は22分なので、まずは上々。39秒 遅れですが、スタートの混雑を考えれば、挽回 できる範囲と抑えながらこのペースで。 05~10→21'59" 22分で通過。ペース配分もいい感じ。あと5km はこのペースでと、自分を抑制。 10~15→21'35" 少し不安が出てきました。思ったよりペースが 上がらない。15km までは22分予定ですが、こ の辺りで体が軽くなり、自然とペースが上がっ てしまって、抑えるのが大変だと思っていたの ですが、そうでもない。最初遅い方が、25km 以降爆発できると自分に言い聞かせて、抑え目 で。 15~20→21'22" ここからサブ3ペースに戻すところ。30km ま では21分15秒が目標です。少しピッチを上げ ます。思ったよりも上がらず。なんだろう。 20~25→21'11" 体がそろそろ軽くなるだろうと予想して、ペー スを維持しながら25km 通過。体感よりもペー スが全く上がりません。 25~30→21'19" またもや上がらず。ここから21分までペースを あげる予定ですが、よく見ると時計は2時間10 分。残り50分以内で12.195km を逆算してみま す。21分を2回で、40km 地点で42分。ゴール まで8分以内の計算。ヤバイの一言。2時間40 分のランナーでもラスト2.195km は8~9分かか ります。間に合わない。 30~35→21'23" ここからは激闘でした。さらにピッチをあげ る。これが良くなかったのだと思います。自然 とストライドが狭くなり、ピッチだけが上がる 状態。呼吸だけが苦しくなります。筋肉の活動 量も増えることになり、筋肉の疲労感も半端な い。無我夢中。サブ3達成できないのだけは、 嫌だ!その思いが空回りしてるのかピッチ数は 190を超えてました。 35~40→22'00" 呼吸だけは苦しい。間に合わないという危機 感。イライラだけが募ります。それでも筋肉は 動いています。ストライドが伸びてない分、タ イムは落ちる。ピッチをさらに上げ、ストライ ドは狭くなるという悪循環。レースが終わっ て、初めて気づくこの感じ。 ゴール→9'41" ピッチ数が激しいので、筋肉の疲労感が半端な い状態。それでも回りはぐいぐい抜けます。 3:03'12"で、ゴール。悔しさと不甲斐なさ一杯 のゴールでした。

ギアのチェンジが全くできないレースでした。 20~30km をゆっくり走ると、体が慣れてし まって、意識的にギアを変更しないとだらだら になるというお手本のレースでした。 ピッチとストライド、このバランスは本当に意 識しないと忘れてしまいます。

今回で4度目のサブ3チャレンジ失敗。

走り始めて、2年3ヶ月。サブ3目指して、1 年3ヶ月が経ちました。

3.30の佐倉朝日健康マラソン。これで達成でき なければ、来季に持ち越し。6ヶ月以上も遅れ ることになります。

レースが終わって2日経ちますが、モチベー ションはぐんぐん上がってきました。欲望だけ は人一倍ですw

余談ですが、古河のTシャツのデザインとメダ ルは良かった。

メダルがあるとは思わずに参戦したので、貰うと嬉しいものです。

2016年12月21日水曜日

神宮12時間走2016

※回顧録なので要点だけ知りたいかたは、最後に記載してるので一番下へ※

「週末の天気は大丈夫かな」
「雨が降るなら平日のうちに降って欲しいな」
などなど...

いつから週末の天気を気にするようになったんだろうって考えてみたら、走り始めて大会に出るようになってからだということに気づいた。

つくづくマラソンをやると自然には勝てないと思い知らされる。
週末は12時間走るんだけど、時間帯が夕方から深夜を経て早朝までになる。

冷たい時期なので雨だけは避けたいところ。
寒いのは苦手だ。

当日。
週の始めに雨が降り、前日は風が強かったけど当日は天候に恵まれた。
ただやっぱり深夜0時を過ぎるとぐっと寒さが増してきた。

防寒を用意してきてないけど、走ってれば体も温まるだろうと思っていたけど、そうはなかなかいかなかった。
給水で止まるたびに体の芯から冷えてしまって、体を温め直すことからスタートし続けないといけない。

時間走というのは普通のマラソンと違って難しいなという印象だ。
いろいろ目的をもって参加した大会だけど、目的はうまく達成できたと思う。

時間走は意外と見てる人も楽しいものなんだと改めて気づけた。
約1325m程度の周回を時間がくるまで走り続けるので、お目当てのランナーがいれば何度も何度もその頑張りを見ることができる。応援できる。

お目当てのランナーが思いの外頑張っていたり、周囲に比べて明らかに違うペースで走っていたりすると、なんだか心が踊らされる。

だから意外に飽きがこない。普通のマラソン大会はこうはいかず、見逃すと一回も見れないこともよくある。

今までは見る側だった。
地味な種目なんだけど、見てると心が震えるときもあるので、実際に参加してみた。

走る側にたってみたけど、また違う面白さがあった。
多くのランナーがぐるぐる回っているので、常に誰かを追いかけることができる。これは良いことだ。

普通のマラソン大会では独りになってしまうケースもすごくある。道間違ってないよなって感じるぐらい独りだ。
ウルトラではほぼ独りぼっちになるけど、フルマラソンでも私は独りぼっちになるケースも多い。

それを考えると常に前にランナーがいるって良いなって思う。
悪い点もある。
私の場合感覚で走るケースが多いから、周囲との差、前のランナーを抜いていくスピードというか、抜いていくスピードの差を意識して走るんだけど、全体的にペースが落ちてるとスピードの差を合わせてしまって、私も気づかないうちにペースを落としてることもある。
その時間が長ければ長いほど距離も伸びない。

GPS ウォッチにすれば良いんだけど、何となく人間の感覚を大切にしたいし、より原始的な感覚で走ることがものすごく楽しかったりするので、GPS ウォッチはつけないことにしてる。

時間走の走る側の楽しみとしては、レース感につきる。
ぐいぐい誰かを抜いていく面白さだ。
ほぼ全員を抜くことができる。

何でそうなるのかというと、メインの種目は24時間走で、私の参加したのは12時間走だからだ。

半分しか時間がないから、倍とまではいかないけど若干速めにレースを展開できる。

今年の神宮24はタレント揃いでどんな走りをするんだろうってワクワクしながら、競技に参加できた。
特にナンバーカードは名前入りなので、このランナーを抜けるのかぁと興奮しながら走ったりすることができる。

一度だけではなく何度も何度も抜けるのですごく刺激的な時間を過ごせた。

エイドで給水、給食をしてるとき、声をかけられたりした。
「明らかに別次元の走りをしてる」ってよく言われた笑

知ってるランナーもいるので追い抜きがてら声をかけた。
お互いの走りに刺激を受けながら走るために声をかけたりするんだけど、12時間と24時間ではペースが明らかに違うので、内心はプレッシャーかけてしまっていないかハラハラしてた。
疲れてどうしようもない時に声をかけられると、ものすごく不愉快に感じる時もあるので、ここだけの話、走りをみて知らないふりをするケースもあった。

それでも声をかけてくれたりされるとこちらも元気が出る。
時間走の良い所だ。

24時間のランナーはある時点になると突然亡霊のように朦朧としながら走ってる時があるんだと改めて分かった。
走る理由も考えず、ただ脚を前に運んでる感じだ。
壮絶な時間帯の一言。
でもまた復活してペースが戻ったりしてるので人間の体は不思議だ。

時期的な難しさもある。
ちょうどフルマラソンのシーズン真っ盛りだからだ。やっぱりまだフルマラソンに拘る所もあるので、やり過ぎるとフルマラソンに悪影響を及ぼす。
最悪故障に繋がってしまうと今季のフルマラソンは断念しないといけなくなると困る。

生意気かも知れないけど、ケガをしたら本末転倒な感じもするので、

『余力があってなお強い!』

というのを常に念頭において走っている。
社会人なので、余裕をもってそこそこ良い記録を楽しめれば十分だと思う。

今年は入賞を多くできた年なので、2016最後のレースは優勝で終われたら最高だったんだけど、あと18秒足らずで、2位になってしまった。

自分のルール上、90分を7回目に終えたとき、残り時間30分だったので、そのまま走り続ければ文句なく1位だったけど、一旦エイドで給水するというルールを破りたくなかったので、30分前に止まりました。
少し雑談を混ぜてたらいつのまにか抜かれてたようで... 笑

それでも最高順位で終われたのは来年に弾みがつく。

今年は最悪の故障→ケガからのスタートだった。いつもは年に2~3回故障してるけど、今年はそれっきり故障もしなく、神宮も12時間走りきれたことに感謝したい。

走ってる間、時間走は向いてないって思ったりもしたけど、改めて日数経ってみると、やっぱり面白いなって思えるようになった。

神宮を走る前から有酸素能力のアップが目的だった。ペース的にも有酸素能力がアップしやすいペースで、うまく走れたと思う。
このペースであと6時間は走れそう。残りは死ぬだろうな笑

フルマラソンのためのスタミナついたかなぁ笑

そして24時間やろうかなぁ笑

※神宮を走るまえに目標を決めて走ったけど、その分析というかフィードバックは自分だけのものなので、カギ付きで公開しないことにした。

【神宮12時間走総括】
●93周。123.184km 。総合2位。

●エイドで止まってた時間トータル1時間。

●実際走ってた時間11時間。

●平均ペース5'21"/km

●5'20"/km で休まず走れば135km でしたが、90分で1回休憩を挟むというルールを自分に課してたので、距離未達。

●エイドの滞在時間のトータルを減らすには走り続けること。止まらない。

●分割の延長できるように。給水なしでどのくらい走れるか。

●エイドでの滞在時間を減らさないならペースを上げる必要がある。

●4'53"/kmで11時間押し通せれば135km 。

●5'06"/km で11時間30分押せれば135km

●5'13"/kmで11時間45分押せれば135km

●要約するとウルトラは止まる時間を減らしてペースを落とせば距離が伸びる。記録がでる。

●動き続ける練習必須。

●ペース戦略をするならエイドの時間を考慮する必要がある。フルマラソンもそうだけど、ウルトラは思わぬ時間を経過する可能性があるため。

2016年12月16日金曜日

『かなたかける』を読んで。



『41のおじさんの読むものじゃない。』

なんて絵柄ですが、作者は元箱根ランナーで漫画家の高橋しんさんです。

箱根に住んでいる小学生たちの駅伝の話ですが、書店に三巻が置いてあったので購入しました。

読むと、意外にポイントついてくる。

箱根ランナーだったので意外ではないのですが、絵柄から見るとどうしても意外に思えてしまうのが不思議です。

気になったフレーズだけまとめてみました。

結構読んでると気持ちが盛り上がってくるので、大会前とか見ると効果あるようなきも。。。


小学生ですが、結構理屈っぽいやつも 


たまたまごぼう抜きの記録の話になったのですが、本当に強いチームにはごぼう抜きがないというかできないという真理も。


駅伝のルールでは、助力は認めないとありますが、実際はそんなことはできないという真理というか、駅伝の面白さを表してる気がしました。

『一緒に走る相手がいるってことが、選手には何よりの助力だから』

これごくまれに最近感じることができるようになった感情で、ガツガツと競争するのではなく、共に走って限界を超えていくみないな感情が生まれることがあります。私はそれを、共走してるって呼んでますが、その感覚にぴったりかなと。私の場合は、まだ実力がないので、共走が狂走となってしまって撃沈...なんてことも 笑


ここからが結構好きなシーンだったりします。

『...ピッチ走法で刻んでいかなねーと後半しんどいわ!』
『そうそう後半にためてたほうが利巧だって...』

これは昔よく考えてました。でも最近では変わってきて...走れば走るほど心境も180度変わってきたりするので、面白いです。


たいていこういう状態だったりします。
それを昔はうまく走れてるなんて思ってたりして...

『5キロもの長兆場。ビビッてみんな抑えてるだけだ』

これは小学生の5キロはやっぱり相当長いですが、フルマラソンとかに置き換えてみると気持ちが驚くほどわかります。
42.195キロいつ走っても長いです。後半落ちるのが怖くて抑えてしまうってこともよくありました。
だって、30キロ以降落ちるのが本当に怖くてしょうがいない時期がありました。


この主人公は(女の子)は、

『一緒にいこう...』

と期待感のほうが大きくなっていきます。これは真似できると強くなりそうだなーと。
そうなるように努力はしてるのですが、なかなか怖さを克服できないのが本音だったりします。
マラソンは後半の落ち込みがあればあるほど、その経験はトラウマみたいに心に残り続いたりします。


主人公と一緒に走っている小学生の気持ちはよく理解できます。

『やめてくれ!つけてしまう。速くないからきみについていけてしまうんだ。先を考えなければ』
『きみは怖くないのか!』

フルマラソンはこの気持ちとの戦いだったりします。
決して速くはないんですけど、このペースで42.195キロ走りきれるのか?という気持ちが湧いてきて心が揺れます。
たいていは抑えることに逃げてしまう。
自分で勝手にやらない理由を考えてしまうほうが楽だったりするからです。
ここは本当によくわかり、難しく、できないことのほうが多かったりします。


そして主人公は...

『怖くて...楽しみで 泣きそう』
『だから付き合って!』

...これ女の子に言われたら萌えそう 笑
主人公も怖いんです。それがすごいキーワードになります。
怖いんだけどその怖さを楽しもうとする姿勢がすごく共感もてます。

ここまでの展開はすごく好きになりました。
怖がらずに前にいけ!でも冷静に!見たいな感じはゾクゾクします。


ここら辺はもうそのまま読むだけで十分です。

陸上競技は
今日やって
明日結果が出るような
甘い世界じゃない。

長い時間をかけて
鍛えた
持久系
心肺系
筋力系
バランス系
メンタル...

そしてしかるべき機会。

すべてのものが見合うものとなったとき
初めて結果が出る。



どんな努力も時間も
圧倒的な
走る力という
存在の前には
あまりに小さい。


これをどう解釈するか?
楽しそうです。

才能の前に勝てるものはないととるか...
走る力をつけるために努力と時間を費やしているか?ととるか...

自分なりの回答を見つけるのは面白そうです。

因みに私は、才能よりも努力の要素が大きいほうが強くなる秘訣だと思ってます。











2016年12月12日月曜日

神宮12時間で取り組んでみること

小学生の頃、「予習復習をしなさい。」という大人が一人もいなかったことが、今更ながら考えて何かをしようとする大人にならない原因なのかもなーと思うようになってきた41歳の12月。

何かと考えてやらないと同じ失敗の繰り返しになっていくのは何でだろう?と常々思うのですが、それはきっと見るということだったり、読み返すということだったり、それが足りないのかなぁと最近は思うようになり... 要はインプットとアウトプットの繰り返しが足りないのではないかと思ったりして...

神宮の季節になりました。
と言っても普通のランナーでさえ
「神宮?なにそれ?」
というぐらいマイナーな大会で...
多少知っているランナーでも
「リレー部門はないの?」なんてことを思われたりして、皆で仲良く... そういうのとは全く違う個人の競技なんですけど、だからこそ連帯感を感じることのできるかけがえのない空間だったしります。

気持ちが盛り上がるのはランナーの中でも最上級の変人たちだけの楽しみであったりして...
そういう閉鎖的な感じもすごく心を踊らせる要因の一つだったりします。

12月17~18日にかけて24時間走り続ける人がメインのお祭りです。
一周が1326m。
ハムスターのようにくるくる回ることに何ら意味もなく、止めたいときには何時でもやめられるのにやめる人が殆どいない、ひたすら24時間走り続けるという何とも無常感たっぷりな大会なのですが、その何も報われない、いつ終わるかも分からない、果てしなく続く絶望感のなか、ひっそりと自分の心のなかでその報われない何かに対してどうにか意味を見つけ出す... そんな作業がすごく楽しいと思える人だけのお祀りだったりして...そういうのって何だか本当に人生を楽しめてるなって感じたりします。

24時間出たかったんですけど、今回は12時間。
17時からスタートし、翌早朝05時に終わります。
時間をみてもわかる通り、12時間走は陽の目をみません。
JUA日本ウルトラランナーズ協会主催の大会ですが、24時間走と50キロに関しては、IUA国際ウルトラランナーズの主催する国際大会の代表を決めるレースだったりしますが、12時間走はそういうのはなくただ12時間走るだけになります。これもまた脇役で陽の目をみないあたり私にぴったりな大会だったりします。

その間の時間なら何キロでも走れるという... 走ったもの勝ちのお得感満載。

もうこの歳では意気込みまでは言う元気もないですけど、決めごとぐらいは走る前と走ったあとに読み返してみると、何かの意味が見つけ出せやすくなるような気がします。

【今回のポイント】
1-呼吸
2-分割の変更
3-結果より今に集中
という感じです。
なんだか禅的な、瞑想的な、ニュアンスが漂っていますが、まさにその通りで、修行で功徳を積み重ねる、そんなイメージです。

以下そのポイントの解説になるのでどんどん長くなるとともに面白くなくなっていきます(笑)

【1-呼吸】
これは呼吸筋を鍛えるということではなく、いまもっている機能のなかで最大限に力を発揮するにはどうすれば良いかということになります。

※上がった心拍数を呼吸のリズムと深さで調整することであり、カオス化した頭の中を整理する効果を期待します。

具体的にはマインドフルネスの思考法を活用します。

A-集中瞑想
B-観察瞑想
C-マイクロバースト
が上げられます。

【A】集中瞑想
呼吸をカウントしたりして、カオス化した頭の中を整理する効果を期待します。
疲れたとかもうやめたいとかこんなもんでしょう?みたいな感情で溢れてしまったとき呼吸に集中することでそのもの自体を忘れるという効果を期待します。
ネガティブな感情が軽いときに使います。

【B】観察瞑想
ネガティブなカオス化した頭の中をあえて言語化することで、客観視して発想を変える効果を期待します。
【A】の場合対処療法なのでやるのは簡単ですが、根本的な解決にはならないため、より深くネガティブな感情がでてきたときに使います。
例えばやめたくなったとき、「やめたい」と言うことでそのこと自体を客観的にみてみて、やめないという発想にシフトしていくことを期待します。

私がよくやるのはウルトラの最後の坂で上るのが嫌でやめたくなるとき...
「いつ終わるんだぁ!」と叫びます(笑)
そうして後ろを振り返ったとき誰かがいたら、しめたもの。
恥ずかしい、みられたと思う反面、やっぱり止まったらダメだよなーと発想を転換してます。
無意識なのか同じようなことをしてるランナーも一人... (笑)

【C】マイクロバースト
これはイチローも取り入れている方法で...
脳は短時間で緊張をぐっと高めてから一気に弛緩させるとその落差が大きければ大きいほど集中力が高まるもいうもの。
イチローは遠くをみて、近くをみて、グレープフルーツの匂いを嗅いでます。
このグレープフルーツも取り入れます(笑)

走ることでやるなら、例えば30分ごとに短時間のダッシュをすることで集中力アップ狙います。
今回の神宮では90分ごとに区切ろうと思ってるので、うまいタイミングでウインドスプリント的に入れてみようかと。
90分で2回200mダッシュを入れるか、1回200mのダッシュを入れるか真面目に検討してます。

【2-分割の変更】
元々5キロ単位でどんなレースでも走っていてしっくりきてはいるのですが、ちょっとしたきっかけで分割の区切りを変更しても良いのでは?と考えるようになりました。
それは後日まとめるとして、今回は時間走なので90分で分割しようかと思ってます。

12時間走は...
720分なので、90分を8回走ります。8回は少し多い気もしますが、サプリのことを考えて90分。

間に休みを入れないで、切り替えられればそのまま走り続けても良いし、5分休んでも20分休んでも良いことにします。
まぁ、実際は気持ちも戦う気持ちになっているので、そんなに休むということはありませんが、言い訳をできる余裕があったほうが、私は頑張れるので笑

【3-結果より今に集中】
これは一番禅的な発想になりますが、私には最重要項目になります。
お坊さんよりもお坊さんらしくなってしまっているかも知れませんが... 笑

一歩一歩の集積がマラソンのゴールに繋がっていたり、今この瞬間の頑張りがPB 更新することになったりして、今を疎かにしても良いことはないという発想です。
前半ゆっくり余裕をもって、後半あげるとよく言われますが、これは結局はそれなりのものしか得られることはなかった経験が多かったから懐疑的になっています。
前半の5キロも後半の5キロも等しく平等であるという考え方なので、どちらも疎かにしたくはないです。
だからといって前半突っ込むということでもなく、ギリギリのラインを探りながら走るという、とても原始的な行動がすごくしっくりきます。
戦略通りの身体に変化させていくということにも繋がっていたりします。

結局は、今の頑張りの積が結果でしかなく、結果を求めても今の頑張りがなければ結果は得られず。

... 分かりにくい笑

結論は取り合えず頑張るということです。
これをメインのレースにしている訳ではなく、できれば有酸素能力の開発のためのきっかけになれば良いという感じの参戦です。

2016年12月10日土曜日

呼吸と肺について

昨日はウルトラプロジェクトの練習会。
神宮外苑を7周。
420から330きるぐらいまで上げ。
全体的に余裕をもたせるために呼吸に集中。

自分のタイミングは、吐ききる→二度吸うことだと判明。
走りながら吐ききるというのはなかなか難しく、しっかりと吐ききると勝手に吸うことができるのでスピードが上がっても楽な状態を維持できた。

吐ききるが弱いとき肺に空気が貯まった状態に更に空気が入ってくるので、苦しくなる感じだった。

吸うことばかりに意識がいくとどんどん苦しくなるので、吐くことに集中すれば良いと実感できる練習になって良かった。

吐ききるためには、肺をできるだけ萎ませる必要があって、呼気の後半には腹筋が、特に腹横筋が必要。

肺の収縮を感じながら走れたけど、姿勢がよくないと肺の収縮がイマイチで。

そうなってくると重要なのは、腹横筋と脊椎起立筋になりそう。

余談ですが、昨日も小野塚さんからサプリを購入。内容は秘密ですが何やら良さげ。
お酒もほどほどに飲むので重宝しそうなサプリも。

練習終わって、小野塚さんから「スピードある」というお言葉を。素直に嬉しい。自分より走力の上の人と同じような練習を繰り返せば少しは近づけるかな。

さらりと新澤さんから、神宮は「130キロね」と... 笑
参加人数も少ないから優勝候補に上がれると年末の締めランとしては最高かなw

~以下参考~
※肺の機能は運動しても向上しないのは、肋骨に囲まれていて動きに限界があるのと、肺胞が血液に酸素を送る量は運動しても変化はないとのこと。
そのため肺を動かす筋力の向上で取り込める酸素の量を増やすことが、心肺機能の向上のトレーニングの目標のひとつになる。

※人間は生きようとすればするほど苦しくなる動物で、吸うことに意識がいくと苦しくなって、吐くことに集中すれば苦しさは格段に減る。