2015年12月15日火曜日

小笠原道大、高梨沙羅の考え方。

日経新聞をよく読むようになった。

と言ってもスポーツ面なのだけど。

いつもいつもではないけど、良い記事があるように思う。

今日は、中日ドラゴンズの小笠原道大とスキージャンプの高梨沙羅だ。

小笠原道大
「言葉にするとアレなんですけど、やることやってダメなんだから文句あるかっていう... 。次に打てばいいだろ、と」

言い訳のしない性格も共感できるけど、この言葉に隠されているのは圧倒的な練習量だ。

社会人からプロになったとき、意外にも打球が外野まで飛ばなかったという。

社会人からバットを振れていると思ってたのに、触れていない。

ヒントは当時の打撃コーチの加藤秀司氏だという。

50才を目前にして、スイングが誰よりも美しく、鋭かった。

加藤氏いわく、「結局はバットを振った回数だ」

それ以降、誰よりも遅くまで残り、バットを振り続けていた。

前述の言葉は、三振しても堂々として、いられたのは自信の表れ。

次は打てるという確信。

それだけ練習しているという自負。

私はプロのアスリートではないけれども、ビジネスマンであり、ランナーでもある。

パフォーマンスの違いはあるだろうが、ここに学ぶべきところがある気がする。

一方スキージャンプの高梨沙羅。

こちらは共感できる性格だ。

「あれもこれもやりたくなる」

そういう性格らしい。

私もそう(笑)

でも今季は考え方を改めたようだ。

「1度のジャンプで考えられることはひとつ。」

そうやって割りきり、夏の練習から丁寧に取り組んできた。

その積み重ねが自信に繋がり、今季女王へ好発進する原動力になった。

これはかなり参考になる。

マラソンを走ると、フォームに拘るときがある。

あーでもない、こーでもないと。

でも何時間も走っていてもいきつくのは、走ってる最中はフォームのことなど1つしか意識できないってことだ。

あれもこれもだと、逆にストップのかかる走り方になってしまう。

こういう記事を読むと、同じようなことを考えてるんだなーと思うと同時に、気づいて修正できる能力の高さに驚く。

まずは、私も1つのことに集中しよう。

タイムはあとからついてくるもの。

あと9年後の大目標のために、今を捨てる勇気も出てきた。

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