日経新聞をよく読むようになった。
と言ってもスポーツ面なのだけど。
いつもいつもではないけど、良い記事があるように思う。
今日は、中日ドラゴンズの小笠原道大とスキージャンプの高梨沙羅だ。
小笠原道大
「言葉にするとアレなんですけど、やることやってダメなんだから文句あるかっていう... 。次に打てばいいだろ、と」
言い訳のしない性格も共感できるけど、この言葉に隠されているのは圧倒的な練習量だ。
社会人からプロになったとき、意外にも打球が外野まで飛ばなかったという。
社会人からバットを振れていると思ってたのに、触れていない。
ヒントは当時の打撃コーチの加藤秀司氏だという。
50才を目前にして、スイングが誰よりも美しく、鋭かった。
加藤氏いわく、「結局はバットを振った回数だ」
それ以降、誰よりも遅くまで残り、バットを振り続けていた。
前述の言葉は、三振しても堂々として、いられたのは自信の表れ。
次は打てるという確信。
それだけ練習しているという自負。
私はプロのアスリートではないけれども、ビジネスマンであり、ランナーでもある。
パフォーマンスの違いはあるだろうが、ここに学ぶべきところがある気がする。
一方スキージャンプの高梨沙羅。
こちらは共感できる性格だ。
「あれもこれもやりたくなる」
そういう性格らしい。
私もそう(笑)
でも今季は考え方を改めたようだ。
「1度のジャンプで考えられることはひとつ。」
そうやって割りきり、夏の練習から丁寧に取り組んできた。
その積み重ねが自信に繋がり、今季女王へ好発進する原動力になった。
これはかなり参考になる。
マラソンを走ると、フォームに拘るときがある。
あーでもない、こーでもないと。
でも何時間も走っていてもいきつくのは、走ってる最中はフォームのことなど1つしか意識できないってことだ。
あれもこれもだと、逆にストップのかかる走り方になってしまう。
こういう記事を読むと、同じようなことを考えてるんだなーと思うと同時に、気づいて修正できる能力の高さに驚く。
まずは、私も1つのことに集中しよう。
タイムはあとからついてくるもの。
あと9年後の大目標のために、今を捨てる勇気も出てきた。
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